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企画展開催スケジュール

2017年11月17日(金)-25日(土) 赤塚 一三 展
2017-09-26
《碧い風景》 80号
《碧い風景》 80号
赤塚 一三 展 KAZUMI AKATSUKA
-静謐な安定と馥郁とした余韻-
11月17日(金)-25日(土)
 
レセプションご案内:初日 5:30p.m.-7:00p.m.
赤塚先生を囲んでレセプションを開催いたします。
皆様のご来駕をお待ち申し上げます。

【関連講演会】「絵とタンペラマン(気質・体質)」
講師:赤塚一三 11月18日(土) 11:00a. m.~12:00p.m.
アート倶楽部カルチェ・ラタン、名古屋池下
URL:http://www.quartier-latin.jp Tel.052-751-8033 ※要予約
 
 
赤塚一三展に寄せて
 「風景が身体にしみ込むまでは描けない」と赤塚さんは言う。風景にしろ静物にしろ、無数のデッサンと弛まぬ思考を重ね、対象はゆっくり変化する。フォルムも色彩も画家の内部でみがかれ、純化され、やがて静かな秩序を生み出す。それは即興的な表現ではなし得ぬ、静謐な安定と馥郁とした余韻が広がる世界だ。
 もともと知的な構成のなかに独自の叙情を漂わせる作品で知られた。それが、1995年から3年におよぶ滞仏生活を経て、構成と色彩がさらに洗練された。フォルムは自律し緊密な構成が生まれ、色彩は光を孕んで内発的な輝きをみせる。これにより、風景も静物もリアリティーを確保しながら、ある種の象徴性をおびる。不断の造形思考と、新鮮な詩的感動の幸福な一致だ。近年、あまり出会うことの少なくなった、豊かな造形詩の世界である。
土方明司(美術評論家・平塚市美術館館長代理)
 
略歴
1956/岐阜市生。80/愛知県立芸術大学卒〈桑原賞〉。82/同大学院修了〈修了制作買上〉。83~95/アッサイ展(愛知県美術館等)。85~93/名爽会展(名古屋画廊)。92/ルイーズ=ミッシェル展(パリ)。二人展(マドリーヌ寺院)。93~06/個展(銀座 ギャラリー和田)。94~名古屋画廊個展8回。95/前田寛治大賞展(日本橋髙島屋・倉吉美術館)。95~97/愛知県海外研修生として滞仏。97/個展(パリ、キャピタルギャラリー)。97・98/21作家展(パリ、キャピタルギャラリー)。00~02/風景の見え方展(長久手市文化の家)。04~/ものの見え方展(長久手市文化の家)。06/損保ジャパン東郷青児美術館大賞展招待出品。07~/笠の会展(松阪屋)。09~/實の会展(日本橋髙島屋)。現在/写実画壇運営委員。
 
 
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