企画展開催スケジュール
2013年9月2日(月)-9月14日(土)庄司 達 展
2013-08-08
Living with Contemporary Art-No.15
庄司 達 展 SATORU SHOJI
-空間との出会い-
9月2日(月)-14日(土)
レセプション:初日5:30p.m.~7:00p.m.
庄司先生を囲んでレセプションを開催いたします。
皆様のご来駕をお待ち申し上げます。
庄司先生を囲んでレセプションを開催いたします。
皆様のご来駕をお待ち申し上げます。
都会の芸術家-布と竹を用いた空間表現の庄司達展
私は「庄司達展」を大部分観る。多くの方から親しまれる庄司達氏を見てきた。
先日のアトリエ訪問の中で、床や壁から発生するイメージが造形的空間として成長し、「一定の調和を保つ布と竹の実験風景」を見ている時、宇宙へ旅する科学者の姿を想った。昨年、芸術大学・現代彫刻のコースを退官するまで、若い作家・学生と共に、都市の蔵、庭園、古民家、福祉施設を利用したプロジェクトを7年間にわたって行うなど、「社会と芸術の在り方」を強く提示する。
一宮に住む庄司氏は同市民病院の放射線治療室の通路に「赤い布による空間-遠くの空へ」も短期間だが設置を実現した。この赤い空間は強い生命力を覚える。
名古屋画廊は現代美術作家の積極的企画を打ち出すようになり、この度の「庄司達展」となる。2階には新作立体の「布と竹、立ち上がるテーブル」を、2階と1階には作家自身のストローク運動による線描きのレリーフ、ドローイングも展示される。
先日のアトリエ訪問の中で、床や壁から発生するイメージが造形的空間として成長し、「一定の調和を保つ布と竹の実験風景」を見ている時、宇宙へ旅する科学者の姿を想った。昨年、芸術大学・現代彫刻のコースを退官するまで、若い作家・学生と共に、都市の蔵、庭園、古民家、福祉施設を利用したプロジェクトを7年間にわたって行うなど、「社会と芸術の在り方」を強く提示する。
一宮に住む庄司氏は同市民病院の放射線治療室の通路に「赤い布による空間-遠くの空へ」も短期間だが設置を実現した。この赤い空間は強い生命力を覚える。
名古屋画廊は現代美術作家の積極的企画を打ち出すようになり、この度の「庄司達展」となる。2階には新作立体の「布と竹、立ち上がるテーブル」を、2階と1階には作家自身のストローク運動による線描きのレリーフ、ドローイングも展示される。
池俣武夫(アート・コーディネーター)
略歴
1939/京都市生。名古屋市で育つ。62/京都市立美術大学彫刻科卒。68~92/桜画廊個展(16回)。68~11/galerie16個展(京都)79/名古屋市芸術奨励賞。95/浮かぶ布庄司達展(新潟市美術館)98/久野真・庄司達展(愛知県美術館)。99~10/名古屋芸術大学教授。10/庄司達展(碧南市藤井達吉現代美術館)、愛知県芸術文化選奨。