企画展開催スケジュール
2013年11月15日(金)-11月22日(金)田口 貴久 展
2013-10-05
田口 貴久 展 YOSHIHISA TAGUCHI
-ピュアな心、真摯な制作-
11月15日(金)-11月22日(金)
田口貴久展によせて―ピュアな心
私は一年間だけであるが、田口さんとは学生時代の時間を共に過ごした。たった一年間であったが、この時間は、私の人生の中でも最も大切なものを与えられたと思っている。
ある日、田口さんの部屋に招かれた。その時の衝撃は今も忘れられない。部屋に入ると、いきなり作品の山、絵具の山、そして大量のゴミの山である。足の踏み場もないとは、このことを言うのだろう。そこには田口さんの絵に集中する精神の痕跡が随所に残っていた。
絵に対してこれほど真摯に向き合っている人間を多くは知らない。田口さんは自身を飾らない。絵に対して純粋そのものである。いつまでも少年の様な、今風に言えばピュアな心の持ち主である。
私は「作品は人なり、人は作品なり」という言葉が好きだ。田口さんに今描きたいものは何ですかと聞いてみた。答えは「いきいきとした絵を描きたい」その一言であった。今回の個展、どんな作品と出逢えるか、今から楽しみである。
ある日、田口さんの部屋に招かれた。その時の衝撃は今も忘れられない。部屋に入ると、いきなり作品の山、絵具の山、そして大量のゴミの山である。足の踏み場もないとは、このことを言うのだろう。そこには田口さんの絵に集中する精神の痕跡が随所に残っていた。
絵に対してこれほど真摯に向き合っている人間を多くは知らない。田口さんは自身を飾らない。絵に対して純粋そのものである。いつまでも少年の様な、今風に言えばピュアな心の持ち主である。
私は「作品は人なり、人は作品なり」という言葉が好きだ。田口さんに今描きたいものは何ですかと聞いてみた。答えは「いきいきとした絵を描きたい」その一言であった。今回の個展、どんな作品と出逢えるか、今から楽しみである。
山村博男(画家・国画会会員)
略歴
1953/愛知県豊川市生。 76/名古屋芸術大学卒。 78/愛知県立芸術大学大学院修了。 83~95/アッサイ21展(愛知県美術館等)。85~92/名爽会展(名古屋画廊。 86/ジャパン絵画大賞展(佳作)。 91~93/ボ・タン展。 93・98・00・04・08・11・13/個展(名古屋画廊)。 93~07/個展(銀座 ギャラリー和田)。 94~95/滞仏。 00~02/和の会招待出品(銀座 和光)。 04/田口貴久展(網走市立美術館) 07~/笠の会(松阪屋) 08/立軌会同人
現在 名古屋芸術大学教授/立軌会同人
現在 名古屋芸術大学教授/立軌会同人